映画『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督が手掛ける地獄のスプラッター"コメディ"ドラマ『死霊のはらわた リターンズ』とは?

2017.01.21 11:30

30年前にファンの間でカルト的ブームを巻き起こした伝説のスプラッター映画『死霊のはらわた』。

本作が30年の月日を経てテレビドラマ版として復刻し、2015年より放送されていることは、以前からHuluコーナーでお伝え済みだ。

今回は、全米のファンからの強い後押しにより製作がすぐに決まったシーズン2のHulu配信を記念し、テレビドラマ版『死霊のはらわた リターンズ』の見どころポイントを改めてご紹介したい!

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Huluで配信中

■ 全米中にブームを巻き起こしたスプラッター映画がテレビドラマに!

1981年に公開され、スプラッターブームを巻き起こした映画『死霊のはらわた』。公開から30年以上経つ今でも、スプラッター映画の原点として多くのファンを持つ作品である。

そこから30年以上たった現在。 当時カルト的人気を誇った『死霊のはらわた』がテレビドラマとして戻ってきた。
その名も『死霊のはらわた リターンズ』。

ドラマでは、当時から30年以上たった主人公アッシュの現在の姿が描かれており、ファンは、ホームセンターで店員をしながらトレイラーカー暮らしをする、中年おじさんになってしまったアッシュを目にすることになる。

■サム・ライミ×ブルース・キャンベルが再タッグ!

そんな、テレビドラマ版のアッシュを演じるのは、映画版に引き続きブルース・キャンベル!
監督だって映画版同様、サム・ライミである。


映画版3シリーズからテレビドラマに至るまで、すべて同じ監督&主演で構成される作品は、非常に稀である。

ましてや、サム・ライミといえば、今や映画『スパイダーマン』シリーズの監督としても有名!
名声を手にした後にスプラッター作品にまた戻ってくるとは...
よほどこの作品に思い入れがあるのだろう。

対するブルース・キャンベルだって、スパイアクションドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』のサム役で、テレビドラマ界で大ヒット!
作中では、女たらしの殺し屋を好演し、主役ではないものの、彼なしでは作品が成り立たないほど重要な人物へと昇進した。

この2人が30年前の『死霊のはらわた』シリーズで再度タッグを組むなんて、誰が予想できただろうか?一回りも二回りも成長した?大人になった2人がどのような作品を作り上げてくるのか、放送前からアメリカでは話題となった。

■CGには頼らない!過激なシーンは特殊メイクと実写で勝負!

ドラマ内では、ナイフが飛んできて腕が吹っ飛んだり、首が吹っ飛んだりする過激なシーンが多いのだが、映画版に引き続きテレビドラマ版でも、それらのシーンすべて、CGなし、役者のアクションのみで行われているというのだから驚きである。

監督のサム・ライミも、主演のブルース・キャンベルもCGに頼らない、特殊メイクと実写で勝負したいという思いは共通だったようだ。

ゆえに、CGでは到底表現できない不気味さや恐ろしさが本作にはある。
たしかに血が飛び散ったり、悪魔が暴れだしたりするシーンって、CGにしてしまうと一気に味気なくなる気がする。グロテスクさのみで言うと、30年という月日を経て、テレビドラマ版は映画版を上回り、もうギャグとして受け止めるしかない描写の数々。

■若かりし日のアッシュよりさらにパワーアップ!?

すっかりおじさんになってしまったアッシュだが、テレビドラマ版ではハチャメチャさがさらにパワーアップ!
チェーンソーを片手に、とてつもないアグレッシブさで悪霊をめった切りしていく。

ホラーでありながら、ところどころにコメディ要素もあって、映画版から本作を知っている人はもう「アッシュ、おかえり!」という気分にさえなる。

アメリカでは、放送当初から多くの映画版のファンを虜にし、すぐにシーズン2の製作が決まったほどである。

映画を見ていない人でも楽しめる工夫もされているし、昔からのファンにとっても映画をオマージュしている懐かしい描写が盛りだくさんで感涙モノ。

ファンの間でカルト的人気を誇る伝説の映画のドラマ版『死霊のはらわた リターンズ』。
2017年1月20日(金)からシーズン2がいよいよHuluで独占配信されるので、ブルース・キャンベル演じるアッシュのさらなるハチャメチャぶりに期待したい!


(text:伊藤ハルカ)

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伊藤 ハルカ

週に20本、年間1500本以上のアメリカドラマを観る、「日本一アメドラを観る女子」。「アメドラ界のデーブ・スペクター」を目指し、アメドラコラムニストとして幅広いメディアで活躍中。

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