Days of BaPA#6 ~池澤あやかのBaPAな日々〜

2015.07.09 18:00

どうも、こんにちは。池澤あやかです。 ひょんなことからプログラミングにはまってしまったのがきっかけで、タレント兼プログラマーという一風変わった肩書を名乗っています。そんな私が送る、次世代クリエイターのための学校「BAPA」潜入レポートです。

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7回目の授業は、映像作家の辻川幸一郎さんの講義でした。制作されたミュージックビデオのお話を中心にお話を伺いました。

■手法を変えると映像も変わる

見る映像見る映像、全く違う手法で映像をつくられている辻川さん。 わかりやすいものであれば「あなたを保つもの」ではフルCGですが、「Split Spirit」ではコマ撮りで作成されています。

(辻川さんも映像を見せながら話してくださったので、是非映像とあわせてご覧ください。こちらこちらなどから見ることができます。)

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「実写とCGをあわせる」という手法でつくられてるものもあります。「Heart Grenade」では、手は実写でその他はCGで撮っているそうです。手もなんだかCGみたいな質感ですが、手にゴム手袋をはめてそれを着色するとCGっぽくなるそうです。

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歌手のSalyuさんの多重録音をコンセプトとしたソロプロジェクト「salyu × salyu」のミュージックビデオでよく使っているのは、「曲の構造を映像化する」という手法。 映像の中ではたくさんのSalyuさんが音を分担して歌っています。

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辻川さんの動画はどれも同一人物が作ったとは思えないほどバリエーションがあって、見ていて不思議な気持ちになりました。

■Webに載せた映像は何度もループされることを意識する

TVの映像と比べて、Webの映像はループして再生しやすい構造になっていると思います。そのため、辻川さんもWebの映像では「ループ」を意識することが多いそうです。 映像自体がループできるようになっていたり、映像の中にループする部分をいれていたり、普段からふんだんにループをとりいれているみたいです。

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■ループと言えば、Vine!

今回の事前課題はVineでした。 「VIneにはいろいろな特性があると思います。あなたなりに研究・分析して、自分が得意な方法論で企画し、Vineだからこそ機能する映像をつくってみてください。」とのこと。

Vineとは、6秒間の動画を撮ってアップロードする無料の動画共有サービスのこと。 アップロードすると、アプリやWebサイトでループ再生で見ることができます。 この6秒のループがクセになるんです。

この課題、真っ向勝負をすると「6秒の面白い映像を撮る」ということだと思うんです。 でも映像分野にとんと疎い私は、どういう映像をつくれば既視感のない面白い映像が撮れるのかよくわかりませんでした。(私が面白いと思ったものでも、詳しい人から見ればアレのパクリね!となりかねませんからね)

というわけで、もっと自分の得意分野によせた手法で動画をつくってみることにしました。 Vineに投稿された動画をアレンジして、新しい動画を生成するアプリケーション、その名も「Vine MV」!

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曲名で検索をかけると、曲名から関連するハッシュタグをリストアップし、そのハッシュタグがついている動画をVineからひっぱってきて、自動でミュージックビデオをつくるというWebアプリケーションです。

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URL :https://vinemv.herokuapp.com/
ソースコード:https://github.com/ikeay/vinemv

動画じゃなくてアプリケーションを提出した私に、講師の辻川さんはビックリされていました。

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今回は自分の得意分野で好き勝手に課題をこなしてしまいましたが、よくよく考えると辻川さんは映像作家の方です。 講師の方が出してきた課題に真っ向勝負した方が、よりよいアドバイスを頂けたのかもしれないな、とちょっと反省しました。これもまた教訓です。

ちなみに、BAPAの他の生徒の方々が作った映像は#バパで見ることができます。

現場からは以上です。 次回からはいよいよ卒業制作に向けて全力で走り出します!


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池澤あやか

東京都稲城市出身の女優・ウェブ開発者。ギーク女優として"プログラムができる女優"という特技を活かし、最新のIT 事情の解説と出演者による体当たりの実践で、複雑化した情報社会をわかりやすく解説!

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