あなたの知らないアナザー『オズの魔法使い』がここに...! アメリカで話題の新ドラマ『エメラルドシティ』が、ついに日本上陸!

2017.03.18 08:00

誰もが知る童話「オズの魔法使い」を新しい物語にして実写化した海外ドラマ「エメラルドシティ」。

アメリカで、2017年1月6日に放送開始されたばかりのこの作品が、この3月22日より、日本でもHuluを通じてみることができる。

想像をはるかに超えたスケールだと、アメリカで話題になっているこのドラマ。 老若男女に人気な不朽の名作がどのように生まれ変わり、なぜ人々を惹きつけているのか?

これから「エメラルドシティ」を見る人に向けて この作品の魅力を紹介する!

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スペシャルメイキング配信中
3月22日~独占配信開始

■ 新ドロシーは意志の強い看護師、演じるのはハリウッドが注目、プエルトルコ出身の若手女優!

「オズの魔法使い」といえば、主役のドロシーなしでは語れない。
童話では勇敢でやさしい少女ドロシーが、道中で出会う様々な仲間を引き連れて、奇妙な冒険劇を繰り広げる。

ドラマ版のドロシーはというと、"やる気いっぱいな若手看護師"というなんとも現実的な設定である。

演じるのは、プエルトルコ出身の女優アドリア・アルホナ。 見たことあるな?と思う人もいるだろう。 彼女は、人気ドラマ「TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス」でテイラー・キッチュ演じる刑事の恋人役を演じた、今、ハリウッドが注目する実力派女優の一人である。

「エメラルドシティ」に登場する新生ドロシーは、とてもたくましい女性。 幼いころに母親と生き別れになった後は、カンザス州で叔父と叔母と暮らし、看護師として病院に勤務している。
病院では、同僚からも患者からも頼られる立派な看護師で、上昇志向が強い。 立派になった姿を母親に見せたいと、日々必死に生きる素晴らしい女性だ。
そんなある日、車ごと竜巻に巻き込まれ、生まれ育ったカンザスから遠く離れた新世界オズにさらわれる。
ドロシーは、行く手を阻む障害と立ち向かい、叔父や叔母、母親がまつふるさとへ帰ろうとする。

このドラマを見て衝撃だったのが、ドロシーがちょっとやそっとのことには動じないところ。 科学が魔法を封じ込んでいる新世界に迷い込み、魔女だと疑われて拷問され、何度も殺されかける。
こんな状況にもし自分が陥ったら、パニックになると思うが、ドロシーは状況を客観的にみて、冷静に判断する能力がある。 また、看護師としての知恵を活かし、負傷者を救済し、仲間にしていく。

童話にはなかった、バイオレンスでダークな世界までを描くドラマ「エメラルドシティ」だが、強くたくましい新生ドロシーは、彼女なら必ず乗り越えられると視聴者を信じさせる力がある。

ドロシー演じるアドリア・アルホナ以外にも、「ホミサイド/殺人捜査課」でエミー賞にノミネート、映画『マグニフィセント・セブン』でハンターのジャックを演じたヴィンセント・ドノフリオも、「オズの魔法使い」として出演している。

海外ドラマ界でホットな2人が起こす化学反応に目が離せない人が続出している。

■ これぞスペクタクル超大作!胸が躍るブラックファンタジー

昨今、実に多くのスペクタクル&ファンタジードラマが生まれており、飽和状態にあるともいえる。

正直、高度なCG技術や世界中のロケ地で撮影などスケールが大きいというだけでは、驚かないのも事実...。
視聴者の目が厳しくなっている中で、「エメラルドシティ」は、彼らに受け入れられるのか、少し心配していたが、それは全く必要なかった。

「エメラルドシティ」は、たしかにファンタジーだしスペクタクルだけど、独特の世界観がある。 それは今話題のどのファンタジードラマにも置き換わらない。

まず、ドロシーが竜巻に巻き込まれ飛ばされる新世界オズが謎すぎる。 過去なのか、未来なのか、はてまた地球上なのか、全く予測不可能。 オズの魔法使いによって、魔法を封じられている悪い魔女たちが民衆を押さえつけ、そこに暮らす人々は、生活が困窮している。
オズの世界には、英語の通じない顔にペインティングをした民族たちが住む村や、「オズの魔法使い」が住む宮殿がある。
村と都では、住む人たちの風貌が全く異なり、特に、都の宮殿に使える女史たちの服装などは独特で面白い。 彼女たちがリサーチに使う道具というのもまた斬新で、監視カメラのようなものの映像を昔の映画館にあった手回しのマシーンで再生チェックする。

新しいんだか古いんだか全くわからないが、そういった小道具や美術には、大人であっても心が躍る。 次は、どんなアイテムが出るのか、何が隠されているのか、「エメラルドシティ」のすべてを知りたくなる。

一方で、囚人が押し込められた地獄の池があったり、売春宿があったり、ダークなシーンも多々ある。

自然の美しさ、民族たちの純粋さと、心の疲れや町が腐敗していく様子など、「エメラルドシティ」がもつプラスとマイナス両面のメリハリをつけて見せている。

この地で新生ドロシーはどのような冒険を繰り広げるのか?
また新たな大人向けアドベンチャードラマに眠れぬ夜を過ごすことだろう!


(text:伊藤ハルカ)

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伊藤 ハルカ

週に20本、年間1500本以上のアメリカドラマを観る、「日本一アメドラを観る女子」。「アメドラ界のデーブ・スペクター」を目指し、アメドラコラムニストとして幅広いメディアで活躍中。

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