物体を宙に浮遊させる「21世紀の魔法使い」落合陽一氏

2014.11.01 12:34


21世紀の魔法使い!?落合陽一氏


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【落合陽一氏27歳】

東大生、実業家と様々な肩書きを持つ、メディアアーティスト・落合陽一氏(27)。
先日、日本科学未来館で開催されたデジタルコンテンツEXPO 2014では、彼のブースの周りに多くの人だかりが出来ていた。人々が目を奪われていたのが、魔法のような発明「ピクシーダスト」。

「21世紀の魔法使い」が目指す、近未来のテクノロジーとは? その真意を取材した。


物体が空中に留まり動きだす!?「ピクシーダスト」


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【パラパラと落とした粒子が、空中で列をなして浮遊】


この「ピクシーダスト」は小型スピーカー300個を埋め込んだパネルで空間の四方から4キロヘルツの超音波を出力し、音の焦点を生み出すことで、物体を浮遊させるという技術。
現在、浮遊できるのは約1gの物質までだが出力を増やすことで、さらに重いモノも浮遊させられるという。


スポーツに応用!?


--ピクシーダストが描く未来とは? 落合氏に聞いた。


落合:「例えば、サッカーでスコアボードが芝生の中から水の点になってフワッと浮き上がって点数が出たりしたら楽しいじゃないですか?
空中に映像を実際の物を使って作るということがきっと楽しいんじゃないかと思って、そういう応用があると思います。」


テクノロジーはイマジネーションを生み出す魔法の道具


--21世紀の魔法使いにとってテクノロジーとはどういうものなのか?

落合:「我々のイマジネーションを世界に波及させる、作り出す道具ですね。」


「日々、成熟していく社会の中で心が動いたり、感動することは減っていく。
それをどうやって増やしていけるのか考えることが、僕ら技術者やアーティストの責務だと思うので、テクノロジーを使ってなんとか面白い方向に持って行きたいなと思います。」


開発者のイマジネーションを具現化した近未来の技術の数々。
実用化された面白い未来が待ちどうしい。

<文:SENSORS編集部>

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