注目の女子大生ロボットクリエイター・近藤那央が語るロボットの未来とは?

2015.01.08 10:20

若きロボットクリエイターとして注目される女子大生がいる。慶應義塾大学SFCの1年生、近藤那央氏。2014年に開催された、最先端のテクノロジーと斬新なアイディアが結集したスーパーロボット展『東京デザイナーズウィーク』で、ひときわ観衆の注目を浴びていた展示「もるペン!」。その開発者である。なぜ「ラジコン操作で動くペンギン型ロボット」を作ったのか?そして、完成して気づいた新たな発見とは?女子大生ロボットクリエイターに話を聞いた。


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「もるペン!」開発者 近藤那央氏


■高校時代に開発した水中を泳ぐペンギン型ロボット「もるペン!」


彼女が開発した「もるペン!」とは、翼の羽ばたきをラジコンで操作するペンギン型ロボット。
秒速0.5m、水深2mの潜水が可能。また、学生ならではのアイデアで、翼の材質にファイルの表紙を重ねて使うなど低予算で完成させたことも注目を浴びた。


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水中を泳ぐ『もるペン!』


■「ペンギン」の動きの仕組みが知りたかった


--なぜ「ペンギン」?

近藤:ペンギンを見ていたら、あんなに小さい翼の羽ばたきだけでなんであんなに早く泳げるんだろうという疑問が湧いてきたんです。これは、作れば分かるのかなと(笑)。
作るんなら「完コピ」しようって思ったのがキッカケです。


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そんな近藤氏は、高校時代の仲間たちとチームを結成。
自宅兼作業場で今も「もるペン!」の改良を重ねている。


■「もるペン!」を作ってみて気づいた「ロボットの役割」


近藤:「もるペン!」を作って、スーパーロボット展に出させて頂いたんですけど、そこで一番びっくりしたのが、子供にめちゃくちゃ人気だったんですよ。小さい子たちはみんな本物だと思って嬉しそうに触るんですね。
その時、「このロボットって、人に楽しさとか笑顔を与えられるんだな」って気づいたんです。


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作って発見した『ロボットの役割』


■スマホのように「ロボット」も身近な存在にしたい。


--近藤那央が考える「ロボットの未来」とは?

近藤:ロボットを身近なものにしたいなと思っていて。例えば、今やスマホとか誰でも持ち歩いてますよね。ロボットも、そんな自分の身体の一部みたいな存在にしたいです。
   
--近藤那央にとって「ロボット」とは?

近藤:「生き物」みたいな存在ですね。
「ロボット」だと思ってほしくないんです。「新しい生き物」だという概念を作っていきたいです。


--いつか生物図鑑に近藤作のロボットが載るかも?

近藤:面白いですね!それ。最高です(笑)


<文:SENSORS編集部>

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